グッバイ・ティラミス
先生の英語の、授業はとてもわかりやすい。
話を聞いてるだけでも、染み込んでいくように、どんどん頭に入っていく。
私が、なぜ?どうして?って疑問に感じたことも、先生が説明すれば簡単なもののように感じて。
先生の授業は、歯がゆい所に手が届くような授業だった。
「だから、この例文は現在のことを述べているのにも関わらず、過去形を使っているよね?」
でも、私、ちゃんと知っているよ。
「条件法なら(am)で表すところを、ここは(were)で表されている。」
放課後補習で私に問題をやらせている間、一生懸命授業の準備をしていること、知ってる。
授業プリントを作ったり、本文訳して予習したりしてることも、知っている。
先生の授業のわかりやすさは、先生の努力があってこそということ、私、ちゃんとわかっているよ。