イチゴの時間




教室のドアを開けた瞬間皆の視線が一気に向けられた。




な、なに…


私は下を向き急いで自分の席についた。


隣をチラッと見ると一胡君の姿はなかった。



ホッと安心しているのもつかの間
私の机の周りに影が

見上げるとそこには一胡君といつも一緒にいるギャル達が…



「あんた、さっき亮叩いたよね?
あの後、メッチャ腫れて今保健室にいんだよね」


「えっ…」


そんなに腫れちゃってたの…


「もし傷でもついたらおめーどうしてくれんだよ!」



ビクッ!!



「別に、そんな悪気があって…」






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