イチゴの時間
「ヤダ…嵐だ…」
寮に帰った私はずっと窓を見ていた。
すると
「……冷たっ!!」
見ると雨漏りしていた。
「何か私の部屋だけ古いんだよね…」
―――――ガタガタ
ついに壁が壊れてしまった。
「こんな事ってあるの…?」
私は管理人にこの事を伝え、治るまで部屋を移動する事になった。
「この部屋綺麗…」
新しく出来た寮のため全てが新品だった。
荷物の整理が終わり喉が渇いた私は
自販機に行く事にした。
部屋を出ると隣から女の人と男の人が
出てきた。
「今日はありがとね♪」
「あぁ」
私は驚いてしまった。
「また宜しくね」
だって…だって…
「いいぜ、じゃあな」
隣の部屋は一胡君だったのだから…