イチゴの時間







「ヤダ…嵐だ…」



寮に帰った私はずっと窓を見ていた。




すると




「……冷たっ!!」



見ると雨漏りしていた。



「何か私の部屋だけ古いんだよね…」






―――――ガタガタ



ついに壁が壊れてしまった。




「こんな事ってあるの…?」



私は管理人にこの事を伝え、治るまで部屋を移動する事になった。





「この部屋綺麗…」


新しく出来た寮のため全てが新品だった。




荷物の整理が終わり喉が渇いた私は
自販機に行く事にした。





部屋を出ると隣から女の人と男の人が
出てきた。




「今日はありがとね♪」



「あぁ」



私は驚いてしまった。


「また宜しくね」




だって…だって…




「いいぜ、じゃあな」







隣の部屋は一胡君だったのだから…







< 6 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop