学校の地味子はアイドル【完】
「だよな」
そう言って結城はうつむいた。
「あたしは結城のことまだ好きだよ!!結城に彼女が出来ても諦めないから!」
あたしは精一杯の気持ちを結城に伝えた。もう気持ちを押し込めるのはやめた。
「花梨、俺も花梨のことが好きだ。どんな俺でも付き合ってくれるか?」
あたしは嬉しかった。言葉に出来ないぐらい嬉しかったんだ。
「うんっ!!」
そしてあたしと結城は初めて唇を重ねた。