学校の地味子はアイドル【完】


「花梨とキスしたい」


あれ〜、幻覚が聞こえたような〜


「はい、冗談言ってないで。あ、トランプする?」


うん、トランプなら誰でもできるしね!


「いや、花梨とキスしたいもん」


ちょ!涙目で言わないで〜!あたしそれ本当に弱いんだよ?


「お母さんいるし、ね?」

お母さんに見られて冷やかされるのいやだし。


「関係ない」


「関係ないことな、ん!」

結城はあたしにキスをした。


「・・・ぁ、ゆ、う、き、だめ、だ、よ」


「黙って。キスできない」

「でも!ん!」


すると口の中に生暖かいものが入ってきた。


舌!?


こんな大人なキスしたことないからわかんないよ〜!

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