学校の地味子はアイドル【完】



あたしは少し苦しくなってきた。だから少し口を開けた。


けど息をする間もなく、舌で塞がれた。


「ゆ、うき、苦し、い」


「わぁ!ごめん!」


「ううん大丈夫」


あたしはキスが甘すぎて力が抜けた。目がトロンとしてきた。


「花梨、それ反則」


「うぇ!?」


なにが!?わかんないんだけど!なんかゲームしてたっけ?


「クスッ、何でもない」


「なんで笑ってるの!?」

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