学校の地味子はアイドル【完】
あたしはもうお風呂に入り終わってるから結城連れて早く寝よう。
「結城〜あたし寝るよ?」
「俺も行く」
「へ?」
「だから俺も行くって言ってんだよ」
「あぁ、うん。」
やばい。結城も一緒に寝るんだよね・・・
「おやすみなさい」
結城がお父さんとお母さんに礼儀正しく言った。
「あらもうねるのね!おやすみ〜♪」
「あ、あぁおやすみ」
お父さんは素っ気ないおやすみだったけどたいして気にしてなかった。
「花梨、やろ?」
「うぇ!な、何を?」
すると結城があたしの耳元に近づいてきて
「エッチしよ」
って甘い声でそう言った。
「む、無理!眠いから!」
「眠いの?」
「そ、そう!眠いの!」
すると結城は自分の布団を右手でポンポンと叩いた。
「エッチは我慢してあげるから一緒に寝て?っていうか花梨に拒否権はない。」
「え!きゃっ!」
はい、布団の中に引きずられました。