学校の地味子はアイドル【完】


「ったく、仕方ねぇな。花梨こっち向け」


「なにぃぃー?ズズズ」


「ちゅ」


そんなリップの音があたしの部屋に響いた。


「なななな////」


「やっと泣き止んだ。よし寝るぞ」


「うん、おやすみ」


「ああ、おやすみ」


そう言ってあたしの誕生日は終わった・・・。



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