学校の地味子はアイドル【完】



と、思われたが、結城が花梨を寝かせるわけがない。


「あはは、ちょっ、結城!」


結城があたしのお腹をくすぐった。


「くすぐったいよ、あはは」


結城はやめてくれない。あたしは部屋の電気をもう一度つけた。


「こら結城!」


「なに?」


「なにじゃないでしょ!」

「だから何?寝たいんだけど?」


ムカ〜、ひとをこそばしときながら〜!よし!仕返しだ!


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