桜フレーク

「俺らみたいなのは、みんな孤独で寂しいから……」

♪〜〜

「ごめん。あたしの。……何？晴樹」

『なんもねーよ？ただ小春と話したくなっただけ。そういや、朝陽知んねー？』

ちらっと、大川さんを見ると必死に首を振っている。

「大川さんならねー、知ってるよ？」

『どこにいんの？あいつには、やってもらうことあんのにさ』

「変わろっか？」

『頼むな』

ケータイを大川さんに差し出すとあたしをにらみながら、ケータイをうけとった。