桜フレーク
あたしは、空飛お兄ちゃんに泣きながら逢崎のことを話した。

ずっと泣いてたけど、空飛お兄ちゃんは優しくずっと聞いてくれた。

あたしはなんでこんなに苦しい人生で生きていかなければならないのか?

一人で全て背負わなければならないの?

孤独はずっと孤独のままなの?

初めてあたしの中に溜めていたことを全部話した。


これが、あたしの夏休みの始まりだった。


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