桜フレーク
数十分後、菜子が来てくれた。

菜子に少し前の逢崎のことを話した。

「そっかぁ。小春それは、強くなんないとね」

「えっ?なんで強くならないといけないの?」

「ん?まぁそのうち分かると思うよ?小春。今小春が抱いてることは、いいことなんだよ?」

「菜子……話分かんないんだけど…」

「小春は、逢崎君に恋してるんだよ?その気持ちに気づかないふりをして、大嫌いとか思ってるんだよ?」



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