桜フレーク
夢記憶
小春が俺のことだけ記憶喪失になって一週間近くが過ぎて行った。
明後日には終業式があって、俺は高校最後の部活の日が迫っているにもかかわらず毎日一人真っ暗な部屋でケータイの画面を見ていた。
寝るのが怖い。
朝になるのもヤダ。
誰ともかかわりたくない。
荒れてた頃より今はひどい生活してるのかもしれない。
そんな俺は最近同じ夢を見る。
小春と付き会うことになったカラオケ店での光景。
でも決まって小春は俺に言う。
"逢崎のことなんか大嫌いだからあたしに近づくな。それと女たらし"
と軽蔑(けいべつ)した目で言ってくる。
明後日には終業式があって、俺は高校最後の部活の日が迫っているにもかかわらず毎日一人真っ暗な部屋でケータイの画面を見ていた。
寝るのが怖い。
朝になるのもヤダ。
誰ともかかわりたくない。
荒れてた頃より今はひどい生活してるのかもしれない。
そんな俺は最近同じ夢を見る。
小春と付き会うことになったカラオケ店での光景。
でも決まって小春は俺に言う。
"逢崎のことなんか大嫌いだからあたしに近づくな。それと女たらし"
と軽蔑(けいべつ)した目で言ってくる。