heart and cold~私には貴方だけ~【完】
「こんにちは。」
携帯片手ににっこり笑ったはるき君がいた。
「セールスはお断りしておりますので。」
ドアを閉めようとセールスマンに背を向けた。
「ちょっ」
ガシッと腕を掴まれる。
「なに。」
半目で振り向くあたし。
ひやっ
「っ!!!」
「熱、やっぱりちょっとあるじゃん。」
あたしのおでこが、ひんやりとしたはるき君の手に包まれて…
「~~~~!!!」