heart and cold~私には貴方だけ~【完】




目をぎゅと閉じて手が離れるのを待つ。



「璃花は大人しく………………………………」



…ん?なんか黙った…?



目を開けると



…?



顔が近い気がする。



はるき君ははっとした顔をして


「ごめん…えっと…つい…」



左腕を曲げて顔を覆ってしまった。



「どしたの?大丈夫?」



顔をのぞき込もうとかがんだら、腕の隙間から真っ赤な顔が見えた。



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