heart and cold~私には貴方だけ~【完】
え…?
なになに?どしたの!?
「何でもないから。」
あたしをくるっと180度回転させて家の中に押し込む。
顔を隠しながら言うから説得力皆無だったけど、本人がそういうから、まぁいっか。
てかちゃっかり入ってきてるし…
何かが治まったらしいはるき君は、リビングのソファーに腰掛ける。
息を吸って、はいたら
「なにからすればいい?」
と聞いてきた。
「何もしなくて良い。」
これは譲れない…!
じゃっ。
とさっき洗濯機にかけた洗濯物を干そうと洗面所に向かう。