heart and cold~私には貴方だけ~【完】
なんとか否定する。
「だったら早く夏目さんから離れろよ。なに勝手に上がり込んでんだよ!ストーカーか!?」
信じてくれたみたいだ…
上村君のこの発言だとはるき君に賞賛がある。
マズい。
「ちゃんと玄関からインターフォン鳴らして入ったけど?」
言わないでいてくれても良いじゃない…
「…え?でも、俺が来てからインターフォンなんて一度も鳴ってない…」
上村君が不信感を持ち始める。
ホントに、本当の本当にマズい…
「…じゃあ、俺が来る前から居たって事…?」