heart and cold~私には貴方だけ~【完】





優しく、唇が重なる。



押しつけるというより触れているようなキス



どことなく胸がくすぐったいような感覚になる。



これがきっと幸せを感じるって事なのかもしれない。



ふと思った。



きっと、貴方だからそう思えた。



世界の中では小さくて



あたしの中では大きな奇跡。



どんなに心に穴が空いても



いつかは埋もれていくのね。



“櫻坂 春樹”という貴方の愛で…





< 262 / 346 >

この作品をシェア

pagetop