heart and cold~私には貴方だけ~【完】
…と考えているうちに、そろそろ息継ぎが欲しくなった。
はるき君の胸板をそっと押すと、すっと離れてくれた。
「はぁ…はぁ…」
キスは息ができないから、結構大変…
引き寄せられてはるきくんに包まれる。
「俺はもうちょっとしていたいけどね。」
少し意地悪に言うはるき君。
「もう無理…」
負けず嫌いなはずなのに、いっぱいいっぱいなあたしは素直に白旗を振る。