heart and cold~私には貴方だけ~【完】





いつもなら、昇降口ではるき君が待っているのに───いない。


はるき君はどうしたんだろう…



「はぁ…」



もしかしたらはるき君はあたしのこと嫌いで、また“さくら”みたいに…──



ネガティブな考えが止まらなくなっていた矢先



「あっやべ…」



聞き覚えのある声に止められた。



まさか…



振り向くと、やっぱり彼がいた




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