heart and cold~私には貴方だけ~【完】





ルンルン気分で歩いていると、あっという間に公園に着く。



そういえばよく、桜の木と桜の木の間にある出入り口で、『さくら』を待ってた。



その場所に立ってみると、思い出すあの光景。



まだ1ヶ月経っていない。



あんなに大切だった、親友だと思ってた人を



こんな簡単に失ってしまうなんて。



あれからさくらとは話していない。



薄情だな…あたし…






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