heart and cold~私には貴方だけ~【完】




イラ…



なんにも知らないくせに。



「失礼します」



家はすぐそこ。



早歩きで去る。



なのに…



「あの…なんでついてくるんですか…?」



後ろのはるき君との距離が離れない!



「なんでって…俺の家がこの先だから。」



はあ!?



「うそっ!どこっ」



「そこ」



はるき君が指さす先は、あたしの家の2戸隣のお向かいさんの家だった。





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