猫かぶりの年下くん
★第1章【茜】
春━
日がさしポカポカと暖かく桜満開のある日━
あたしは立花茜[たちばなあかね]
高校生になったばかり。
「茜~!!ちょっと降りてきて!」
自分の部屋でゴロゴロしているとお母さんに呼ばれた。
面倒くさいけど、部屋を出てリビングに行く。
「お母さん、何?」
あれ?お母さん以外に誰かいる…。
「「茜ちゃん!こんにちは!」」
「…涼!?おばさんも!」
日向涼[ひなたりょう]
あたしのとなりに住んでいる中2の男の子。
小さい頃から女の子っぽく甘えん坊で、中学生になった今でもそういうところはあまり変わってない。
あたしにとって涼は妹…じゃなかった、弟のような存在だ。
日がさしポカポカと暖かく桜満開のある日━
あたしは立花茜[たちばなあかね]
高校生になったばかり。
「茜~!!ちょっと降りてきて!」
自分の部屋でゴロゴロしているとお母さんに呼ばれた。
面倒くさいけど、部屋を出てリビングに行く。
「お母さん、何?」
あれ?お母さん以外に誰かいる…。
「「茜ちゃん!こんにちは!」」
「…涼!?おばさんも!」
日向涼[ひなたりょう]
あたしのとなりに住んでいる中2の男の子。
小さい頃から女の子っぽく甘えん坊で、中学生になった今でもそういうところはあまり変わってない。
あたしにとって涼は妹…じゃなかった、弟のような存在だ。