猫かぶりの年下くん
★第2章【茜】
高城くん…じゃなかった…幹斗と付き合い始めて1週間。
あの日、あたしは涼を説得して朝送ることをやめさせた。
案外何もされずあっさり説得できた。
それが解決してもあたしにはまだ考え事がある。
それはやっぱり涼について。
涼にはもちろん幹斗と付き合ってることは内緒にしている。
知られたらどうなるんだろ…。
年下相手にちょっとだけびくびくしてる。
あと、幹斗にも涼が婚約者だってことを内緒にしている。
やっぱり幹斗には隠し事なんてしたくない。
でも…言うべきなのかな?
言わないべきなのかな?
どっちなんだろ…。
「茜!どうしたの?」
あ…そういえば、ここ学校なんだっけ。
そうそう!
あたしに声をかけてくれたのは高校に入って初めてできた友達の萌花[もえか]。
意見をはっきり言う頼りになる存在。
「萌花…。ちょっと考え事してたんだ…。」
「話…聞こうか…?あたしでよければだけど。」
そっか…!
萌花なら…!
「うん。話聞いてもらっていい?」
「うん!」
萌花は笑顔で承諾してくれた。
あの日、あたしは涼を説得して朝送ることをやめさせた。
案外何もされずあっさり説得できた。
それが解決してもあたしにはまだ考え事がある。
それはやっぱり涼について。
涼にはもちろん幹斗と付き合ってることは内緒にしている。
知られたらどうなるんだろ…。
年下相手にちょっとだけびくびくしてる。
あと、幹斗にも涼が婚約者だってことを内緒にしている。
やっぱり幹斗には隠し事なんてしたくない。
でも…言うべきなのかな?
言わないべきなのかな?
どっちなんだろ…。
「茜!どうしたの?」
あ…そういえば、ここ学校なんだっけ。
そうそう!
あたしに声をかけてくれたのは高校に入って初めてできた友達の萌花[もえか]。
意見をはっきり言う頼りになる存在。
「萌花…。ちょっと考え事してたんだ…。」
「話…聞こうか…?あたしでよければだけど。」
そっか…!
萌花なら…!
「うん。話聞いてもらっていい?」
「うん!」
萌花は笑顔で承諾してくれた。