猫かぶりの年下くん
★第3章【涼】
《涼side》
俺が茜の婚約者になって約1週間。
茜はすごく幸せそうなオーラが出てる。
理由は俺が婚約者になったから…
そう思いたいけど、実際はそうじゃない。
俺は茜にとって弟みたいな存在だから…
婚約なんかしたって茜は俺と結婚しないと思う。
たとえ…俺がどんなに茜を好きだとしても…。
本当の理由はたぶん…彼氏ができたからだろ。
そう思いながらも茜の部屋に行ったら、茜は電話していた。
ここで入るのはまずいそう思って廊下で電話が終わるのを待っていた。
「うん♪幹斗ばいばい!」
茜の声がはっきりと聞こえた。
幹斗…?
誰だ…?
どう考えても男の名前だよな?
ガチャ━
「りょ…涼…。」
茜は俺が入ってきて驚いているみたいだ。
「茜ちゃん?幹斗って…誰?」
俺は気になっていることを真っ先に聞いた。
「電話…聞いてたの…?」
「僕はただ茜ちゃんの部屋に来ただけだよ。そしたら茜ちゃんが電話してたから、廊下で待ってたの。」
聞いてたって言っても最後のしかはっきり聞こえなかったけどな。
俺が茜の婚約者になって約1週間。
茜はすごく幸せそうなオーラが出てる。
理由は俺が婚約者になったから…
そう思いたいけど、実際はそうじゃない。
俺は茜にとって弟みたいな存在だから…
婚約なんかしたって茜は俺と結婚しないと思う。
たとえ…俺がどんなに茜を好きだとしても…。
本当の理由はたぶん…彼氏ができたからだろ。
そう思いながらも茜の部屋に行ったら、茜は電話していた。
ここで入るのはまずいそう思って廊下で電話が終わるのを待っていた。
「うん♪幹斗ばいばい!」
茜の声がはっきりと聞こえた。
幹斗…?
誰だ…?
どう考えても男の名前だよな?
ガチャ━
「りょ…涼…。」
茜は俺が入ってきて驚いているみたいだ。
「茜ちゃん?幹斗って…誰?」
俺は気になっていることを真っ先に聞いた。
「電話…聞いてたの…?」
「僕はただ茜ちゃんの部屋に来ただけだよ。そしたら茜ちゃんが電話してたから、廊下で待ってたの。」
聞いてたって言っても最後のしかはっきり聞こえなかったけどな。