君に恋愛中
「じゃ、不審者に襲われないうちに帰ろ(笑)」

「え?滝野くんいるから襲われても大丈夫」

「俺、喧嘩嫌いやからすぐ逃げる(笑)」

ドキドキするのにしゃべるのが楽しくて、こんな幸せな日は生まれて初めてって思った

「家まで送ってもらってごめん」

「いいよ。姫野さんとしゃべるの楽しかったし!そういえば、いつも、江本さんと帰ってるん?」

「うん。校門までだけど」

「じゃ、これから一緒に帰る?家も近いし」

ん?イッショニ帰る?えーーーーーーーーーーー?

「いいの?」

「うん。一人で帰るの危ないと思うし」

「ありがとう。」

「おう。じゃー、また明日。」

歩いていく滝野君の後ろ姿が愛おしく思えた


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