伝えたい気持ち-大好きな人へ-
それから度々寝坊してたね。

やめてよ‥期待しちゃうよ。

私が格好いいって言ったからわざとつけてないとか思っちゃうよ?

また寝坊ー?ってかったりした。

楽しい思いでの数々。

忘れはしないよ。



あなたはかなりモテてました。
友達も姿を見つけると、おっきな声で呼んでたね。

他愛もない会話。

それを見るたびに胸の奥がズキンって締め付けられるように痛んだ。

その時はまだ分かってなかった。

なぜ痛むのか。

プライドみたいなものが邪魔してた。

私は好きなんかじゃない。

認めたくなかった。

認めたら軽い人みたいになっちゃう気がして、怖かった。

恋愛って簡単なものじゃない。

友達みたいに簡単に好きって口からでなかった。

「あたし、あいつのこと好きなんだぁ。」

そう言ってるわりにはころころと好きな人が変わってたっけ。

私にはそれが信じられなかった。
< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop