勇者34歳
「町民にも偽勇者について聞いてみないとな。」
そりゃそうだろう。
「で、それはナターシャさんとぽこさんが適任だな。」
「確かにイルルには厳しそうじゃのぅ。」
他人と関わらせたら
トラブルしか起こさないしな。
「偽勇者達の素行だけ聞けば、この町では人気もあると思う、偽勇者とか言うなよ。」
…言われてみればそのとおり。
リーヴェは、イルルのほっぺたを
むに〜っと左右に引き伸ばして
イルルを起こした。
「で、イルルは正規兵の見回りについていってくれ。明日一日中だ。」
「ぅに、おk。」
おいおい、イルルを正規軍に引き渡すようなもんだぞ?
「本当にそれ、大丈夫か?」
「ルルとか名乗っとけばいい。非常識な童顔だからバレない。」
イルルの顔を少し見る。
「…14〜5歳ってとこか。」
「失礼な!」
イルルが怒ったようだが、気にしない。
そりゃそうだろう。
「で、それはナターシャさんとぽこさんが適任だな。」
「確かにイルルには厳しそうじゃのぅ。」
他人と関わらせたら
トラブルしか起こさないしな。
「偽勇者達の素行だけ聞けば、この町では人気もあると思う、偽勇者とか言うなよ。」
…言われてみればそのとおり。
リーヴェは、イルルのほっぺたを
むに〜っと左右に引き伸ばして
イルルを起こした。
「で、イルルは正規兵の見回りについていってくれ。明日一日中だ。」
「ぅに、おk。」
おいおい、イルルを正規軍に引き渡すようなもんだぞ?
「本当にそれ、大丈夫か?」
「ルルとか名乗っとけばいい。非常識な童顔だからバレない。」
イルルの顔を少し見る。
「…14〜5歳ってとこか。」
「失礼な!」
イルルが怒ったようだが、気にしない。