勇者34歳
「ワシとしてはまた縛ってほしいというか、そっちがワシに縛られてくれても構わんけど。」
「ドMはドMに徹しろよ。」
リーヴェがニヤニヤしながら言った。
「用件としては縛られたいのか?」
「いえーす!」
変なテンションだな。
「妙なのに好かれとるのぅ。」
ナターシャさんが遠い目で
俺とイルルとリーヴェを見ている。
違う、俺は違うから。普通だから。
「ただで縛るわけにはいかないなぁ。」
リーヴェはそう言うけど
むしろ縛らない方がいいと思うんだが
いかがだろうか?
「ぽこさん、オレたちは旅立ったばかりであまりにも無知だ。ここらで情報を仕入れたほうがいい。」
リーヴェが俺の耳元でささやく。
リーヴェが言うことは一理ある。
つい最近まで一般人をやっていた俺たちは
魔界の情報なんて把握していない。
「魔界の情報と交換だ。」
さすがに魔族は
情報を出し渋ると思ったが。
「ええで。」
そんなあっさり!?
思わず、うさんくさいモノを見る眼差しで見ちゃうよ。
「なんや、信用してへん顔やな。」
してませんとも。
「そこの3人みたいに忠誠を捧げる相手もおらへんし。」
えっ?!
「魔王に忠誠を誓わなくていいのか?」
今のは思わず確認とっちゃうレベルの発言だぞ。
「なんで魔族が忠誠なんか誓わなきゃいかんねん。」
「そもそも忠誠を誓わない系か。」
「おう。そこのもやしっ子魔法使いは察しがええな。」
魔族の思考回路がよくわからないな。
そこも問い詰めてみるか。
「ドMはドMに徹しろよ。」
リーヴェがニヤニヤしながら言った。
「用件としては縛られたいのか?」
「いえーす!」
変なテンションだな。
「妙なのに好かれとるのぅ。」
ナターシャさんが遠い目で
俺とイルルとリーヴェを見ている。
違う、俺は違うから。普通だから。
「ただで縛るわけにはいかないなぁ。」
リーヴェはそう言うけど
むしろ縛らない方がいいと思うんだが
いかがだろうか?
「ぽこさん、オレたちは旅立ったばかりであまりにも無知だ。ここらで情報を仕入れたほうがいい。」
リーヴェが俺の耳元でささやく。
リーヴェが言うことは一理ある。
つい最近まで一般人をやっていた俺たちは
魔界の情報なんて把握していない。
「魔界の情報と交換だ。」
さすがに魔族は
情報を出し渋ると思ったが。
「ええで。」
そんなあっさり!?
思わず、うさんくさいモノを見る眼差しで見ちゃうよ。
「なんや、信用してへん顔やな。」
してませんとも。
「そこの3人みたいに忠誠を捧げる相手もおらへんし。」
えっ?!
「魔王に忠誠を誓わなくていいのか?」
今のは思わず確認とっちゃうレベルの発言だぞ。
「なんで魔族が忠誠なんか誓わなきゃいかんねん。」
「そもそも忠誠を誓わない系か。」
「おう。そこのもやしっ子魔法使いは察しがええな。」
魔族の思考回路がよくわからないな。
そこも問い詰めてみるか。