勇者34歳
◆脱落早すぎないっすか!?
「ねぇねぇイルルちゃん、ママ疲れたんだけど。」
「知らん。まだ30分も歩いとらんわ。」
「ねぇねぇイルルちゃん、ママ足が痛いんだけど。」
「知らん。回復魔法でも使え。」
イルルとツキヨさんの
じゃれているのか
喧嘩しているのか
判断に困る会話が聞こえてくる。
俺としては唯一の回復魔法の使い手を
無闇に消耗させたくないのだが
ツキヨさんのペースに合わせて休むと
今夜中に次の町へ到着できない。
イルルの対応は間違ってない。
もうちょっと優しく言ってもいいだろうし
もうちょっと母ちゃん労ってやれよ、とは思うけど。
大きな町があるせいか、魔物の姿は見なかった。
次の町で飛行車を借りることができれば
リーヴェが運転できるので
移動がとても楽になる…との見込みだ。
「知らん。まだ30分も歩いとらんわ。」
「ねぇねぇイルルちゃん、ママ足が痛いんだけど。」
「知らん。回復魔法でも使え。」
イルルとツキヨさんの
じゃれているのか
喧嘩しているのか
判断に困る会話が聞こえてくる。
俺としては唯一の回復魔法の使い手を
無闇に消耗させたくないのだが
ツキヨさんのペースに合わせて休むと
今夜中に次の町へ到着できない。
イルルの対応は間違ってない。
もうちょっと優しく言ってもいいだろうし
もうちょっと母ちゃん労ってやれよ、とは思うけど。
大きな町があるせいか、魔物の姿は見なかった。
次の町で飛行車を借りることができれば
リーヴェが運転できるので
移動がとても楽になる…との見込みだ。