勇者34歳
「山の中に入るのは危険すぎると思うんだけど。」
「ナターシャ様がおっしゃることはもっともです。出るなら、せめて替え玉を出してください。」
「でも、山に入るリスクを減らすためには仕方ないでしょう?」
押し問答になっている。
「そうだ、勇者。」
うわ、スティール大尉は俺を使うつもりか。
「勇者を旗頭にするつもりですか?」
リーヴェがスティール大尉を追及する。
「勿論護衛はつけますよ。」
雲行きが怪しくなってきたな。
「そもそも勇者を作戦に参加させるのは嫌だったんじゃ…?」
「士官学校にいたぽこぽんでしょう?射撃の成績はトップクラスだ。」
ジョーンズ大佐だ…。
射撃の成績がそんなに良かった覚えは…
あるんだけども。
「最初だけ出てもらってすぐ引っ込んでもらいましょう。」
うわー、無茶言うなぁ…。
「と、言うわけでよろしくぽこさん。」
あれ、立ち聞きしてるのばれてる?
「頭丸出しでバレないと思ってるほうがおかしかろう。」
ナターシャさんの鋭い指摘。
俺は堂々と会議室に入った。
「ナターシャ様がおっしゃることはもっともです。出るなら、せめて替え玉を出してください。」
「でも、山に入るリスクを減らすためには仕方ないでしょう?」
押し問答になっている。
「そうだ、勇者。」
うわ、スティール大尉は俺を使うつもりか。
「勇者を旗頭にするつもりですか?」
リーヴェがスティール大尉を追及する。
「勿論護衛はつけますよ。」
雲行きが怪しくなってきたな。
「そもそも勇者を作戦に参加させるのは嫌だったんじゃ…?」
「士官学校にいたぽこぽんでしょう?射撃の成績はトップクラスだ。」
ジョーンズ大佐だ…。
射撃の成績がそんなに良かった覚えは…
あるんだけども。
「最初だけ出てもらってすぐ引っ込んでもらいましょう。」
うわー、無茶言うなぁ…。
「と、言うわけでよろしくぽこさん。」
あれ、立ち聞きしてるのばれてる?
「頭丸出しでバレないと思ってるほうがおかしかろう。」
ナターシャさんの鋭い指摘。
俺は堂々と会議室に入った。