勇者34歳
「イルル…、生きてるみたいだのぅ。」
指揮をしていたときは
表情を見せなかった
ナターシャさんの顔が
安堵の表情に変わり
涙がぽろぽろと流れ始める。
ナターシャさんは
「がんばったね。イルル、ごめん。ごめんね…。」
そう言って
イルルの頭を撫でていた。
「……ナタ…何で泣いてんだ?」
小さな声だけどイルルの声がした。
「俺は生きてるぜ…。」
「イルルさん!生きてるんですね?!」
レグナくんがイルルに声をかけるが。
「すまん…ねみぃ…。また…あと…で。」
イルルが、息も切れ切れに言う。
その後
2日ほど待ったが
イルルは目を覚まさなかった。
指揮をしていたときは
表情を見せなかった
ナターシャさんの顔が
安堵の表情に変わり
涙がぽろぽろと流れ始める。
ナターシャさんは
「がんばったね。イルル、ごめん。ごめんね…。」
そう言って
イルルの頭を撫でていた。
「……ナタ…何で泣いてんだ?」
小さな声だけどイルルの声がした。
「俺は生きてるぜ…。」
「イルルさん!生きてるんですね?!」
レグナくんがイルルに声をかけるが。
「すまん…ねみぃ…。また…あと…で。」
イルルが、息も切れ切れに言う。
その後
2日ほど待ったが
イルルは目を覚まさなかった。