勇者34歳
「なんでこんなものが落ちてきたんでしょうね…」
レグナくんは不安そうだ。
「そういうこともあるかもなー。」
俺は、鉢植えよりも
レグナくんの周りをうろうろしていた
大量の男子生徒のほうが気になるわけだが。
「それより、レグナくん、ファンの人々はどうしたし。」
今、天使の羽、出したよね?
俺を守ってくれたので、
怒る気はないけれど
天使は目立つんじゃないだろうか。
「撒きました。」
えっ?
あんなに大量にいた男子生徒を撒いたって?
普通に驚くんだけど…。
確かに今、この場所には俺とレグナくんの二人しかいない。
「あまり行儀が良い方法ではなかったのでどのように撒いたかは詳しくはお話できませんけど。」
結果がよければ方法は問わなけどね…。
「とりあえず、色々と情報は集めたので一度作戦会議がしたいのですが。」
でも、まだナターシャさんが囲まれていたような。
それと、イルルに、
ナターシャさんを頼む
と言われているので何も言わずに帰ることはできない。
「だいたい聞きたいことは聞けたと思うので、ナターシャさんをつれて飛んで逃げちゃいます。」
「あ、そう…。」
ラウザのカン?か何かを信用するのもなんだかなぁ、
とは思うけど、
もし信用するとしたらこのへんには魔族がいるわけで。
天使の正体を出さない方がいいんじゃないかな…?
しかし、これをどうやって伝えたものか…。
「とりあえず、宿屋に戻るってことだけ、ナターシャさんに伝えてほしいな。」
これで、おとなしく普通に宿屋に戻ってくれればいいけど。
「わかりました。ではまた後ほど。」
レグナくんはそう言って
ナターシャさんがいたほうへ歩いていった。
レグナくんは不安そうだ。
「そういうこともあるかもなー。」
俺は、鉢植えよりも
レグナくんの周りをうろうろしていた
大量の男子生徒のほうが気になるわけだが。
「それより、レグナくん、ファンの人々はどうしたし。」
今、天使の羽、出したよね?
俺を守ってくれたので、
怒る気はないけれど
天使は目立つんじゃないだろうか。
「撒きました。」
えっ?
あんなに大量にいた男子生徒を撒いたって?
普通に驚くんだけど…。
確かに今、この場所には俺とレグナくんの二人しかいない。
「あまり行儀が良い方法ではなかったのでどのように撒いたかは詳しくはお話できませんけど。」
結果がよければ方法は問わなけどね…。
「とりあえず、色々と情報は集めたので一度作戦会議がしたいのですが。」
でも、まだナターシャさんが囲まれていたような。
それと、イルルに、
ナターシャさんを頼む
と言われているので何も言わずに帰ることはできない。
「だいたい聞きたいことは聞けたと思うので、ナターシャさんをつれて飛んで逃げちゃいます。」
「あ、そう…。」
ラウザのカン?か何かを信用するのもなんだかなぁ、
とは思うけど、
もし信用するとしたらこのへんには魔族がいるわけで。
天使の正体を出さない方がいいんじゃないかな…?
しかし、これをどうやって伝えたものか…。
「とりあえず、宿屋に戻るってことだけ、ナターシャさんに伝えてほしいな。」
これで、おとなしく普通に宿屋に戻ってくれればいいけど。
「わかりました。ではまた後ほど。」
レグナくんはそう言って
ナターシャさんがいたほうへ歩いていった。