勇者34歳
「作戦が全然無いわけじゃない。」
いきなりリーヴェが話し始めた。
「こないだ来たとき、イルルが親玉っぽいのを人質にとったじゃん?」
勇者らしくは無いが、
確かにそんな逃げ方をした。
「その時、雑魚はかかってこなかった。」
雑魚がかかってきたら
イルルが親玉の首を斬っただけだと思う…。
「ぽこさんの言うとおりかもしれないが、かかってこなかったのは何故だろうか?」
「…そうか、雑魚どもにとっては、価値がある命なわけだ。」
命に価値があるとか無いとか
物騒な話だが
世の中は、事実として
そういうふうにできてるんだよな。
「で?あの美形魔族の命に価値があったとして、どう使う?」
「とりあえず一回は暴力を振るうことになるな。」
リーヴェ君が
さらっと悪いこと言ったよ…。
いきなりリーヴェが話し始めた。
「こないだ来たとき、イルルが親玉っぽいのを人質にとったじゃん?」
勇者らしくは無いが、
確かにそんな逃げ方をした。
「その時、雑魚はかかってこなかった。」
雑魚がかかってきたら
イルルが親玉の首を斬っただけだと思う…。
「ぽこさんの言うとおりかもしれないが、かかってこなかったのは何故だろうか?」
「…そうか、雑魚どもにとっては、価値がある命なわけだ。」
命に価値があるとか無いとか
物騒な話だが
世の中は、事実として
そういうふうにできてるんだよな。
「で?あの美形魔族の命に価値があったとして、どう使う?」
「とりあえず一回は暴力を振るうことになるな。」
リーヴェ君が
さらっと悪いこと言ったよ…。