♡祐雫の初恋♡

「今度、連れて参りましょうか。

 別荘の詩乃さんに気に入られたくらいですから、

 婆さまにも、気に入っていただけると思います」


 慶志朗は、冗談半分のつもりで呟く。


「まぁ、詩乃に……

 それは、楽しみですこと」


 千子は、まだ見ぬ祐雫へと思いを馳せた。



 
< 121 / 201 >

この作品をシェア

pagetop