♡祐雫の初恋♡

 レストランの扉を出た瞬間から、

 麗華は、大粒の涙を流していた。


 涙を流しながら、人目も気にせずに、

 ただただ真っ直ぐ前を向いて歩いた。


 星降る夜でありながら、

 麗華にとっては、闇の世界に迷い込んだような気分に陥っていた。

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