♡祐雫の初恋♡

「さぁ、冷たいうちにどうぞ」

 
 慶志朗は、祐雫へ紅茶を勧め、自身もグラスを手に取る。

 

「はい、いただきます」


 祐雫は、グラスを手に取り、

 ベルガモットの香る冷たい紅茶を口に含む。
 

 森の清涼な空気に紅茶の香りが合間って、

 さらに乙女心がくすぐられた。


 祐雫は、水滴のグラスを透して、

 慶志朗を秘かに見つめる。

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