♡祐雫の初恋♡
「こんばんは。
ようこそ、優祐くん、祐雫さん。
お早いお着きですね。
ご紹介しましょう。
麗華さんと琳子さんです。
麗華さん、琳子さん、
桜河優祐くんと祐雫さんです。
本日の特別なお客さまです。
仲良くしてくださいね」
慶志朗は、美しい身体の線を惹き立てる真紅のドレスを纏った
美貌の麗華(れいか)と
琳派の春秋文が描かれたしっとりとした着物を召した
琳子(りんこ)を
優祐と祐雫へ紹介する。
優祐と祐雫は、二人の美しさに、挨拶の言葉を失う。