Shine*テニス部のあなたに恋をした
「そっか…」
「うん…。だけどね、愛ちゃんが手紙渡してたの。愛ちゃんはテル先輩になにをきいたのかな…?」
つい、また凪瑠ちゃんにポロッと本音がでてしまった。
「それは、わからないけど…。愛李は愛李なりの考えがあるんじゃない?」
「そう…なのかなぁ…?」
「うん。きっとそうだよ。じゃああたしは部活行くから!真帆は眞希が待ってるんじゃない?」
そう言って凪瑠ちゃんはドアのほうに目をむけた。
あたしも凪瑠ちゃんの目の先を見ると、そこには眞希がいた。
あたしは涙をふいてから、バックをもって眞希のもとにいった。
「超まったよ~?」
ニシシッと少しふざけたように笑いながら眞希がそういった。
「ごめーん」
「特別に許してあ・げ・る!!」
ウフッてウインクをしながら眞希はあたしを見た。
と、鳥肌が…!!
あたしが本気でひいたような顔をしていたのか、真希が慌てて、
「嘘!!嘘だから~!!」って言ってた。
「わかってるよ」