Shine*テニス部のあなたに恋をした
それからはぐでーってしながら、授業をうけて、帰ることになった。
眞希と一緒に校舎をでようとしているときに、輝先輩を見つけた。
輝先輩だ。へー。
そうおもいながらあたしは靴とスリッパをはきかえて、靴をボスッとおいた。
あたしが靴をはいていると、眞希もあたしと同じように靴をボスッとおいて、はいた。
あたしと眞希は並んで歩きながら、昨日のテレビのこととかの話をしていた。
そうしたら、校門の前で輝先輩は3年の男子と喋っていた。
3年の男子のなかの1人があたしに気づいたのか、あたしを指さしながら輝先輩になにかを言っていた。
ま じ で す か。
あたしはつい怪訝な顔をしてしまった。
だってだって…、ねぇ?
あたしと別れてからもなにか言われてるなんて、知らなかったから。
ちょっと、先輩。
あたしと輝先輩はもう終わったの。
だからこれ以上、輝先輩に迷惑をかけないで。