奏でる場所～SecretMelody～

俺は、血液検査、心電図…etc…などの沢山の検査をされた。



結果。



「…えーっと…お前、肺炎になってるわ。…て事やから今日から入院な。」



えぇぇえええぇえぇぇぇ！



まぢかよ。



さっき“普通に学校に通えるようになった”って話したのに！？



意味ないやん！



てか…



また入院ですか！？



「嘘やろー…」



「だってお前、ピークフロー値も２００しかないし。」



「え！？低っく！！過去最低ちゃうん？」



「んー…。そーやなー…。まぁ、肺炎になってるしな。後、これ、新しい吸入薬！ちゃんと持ち歩けよ？まぁ、しばらく大人しくしとけ！宮原さん、こいつ病室まで連れて行ったって！」



「はーい…。」



なるほど、さっき胸がズキっとしたんは、肺炎なってたからか。




そう行って連れてこられたのは吸入器内科の一番奥部屋。



お、５１７号室や。




「えっと…。説明しなくても大体分かるよね？ナースコールはこれ。あと、必要以上に動か無い事。肺炎は結構きつい病気だから、発作もいままでより沢山でると思う。そしたらすぐにナースコールおしてね？」



「へーい…。」



俺が返事をすると、宮原さんはかわいらしく笑って部屋を出て行った。



…宮原さんって何歳やっけ？



…結構まえから、本田先生の横におるよな…



…それにしても…。



必要以上に動いたらあかんって…。




さすがに暇すぎるやろ！



暇、暇、暇ーっっ



一番奥やからか、２人部屋やのに俺しかおらんし。



はぁー…。



ケータイも使われへんし…。



俺、暇過ぎて死んじゃうよ？笑