奏でる場所~SecretMelody~
「やらかしたなー…」
夕方になり、誰も居なくなった病室で俺はひとり呟く。
また、入院…か…。
奏に告白しやんで良かった…。
こんな俺と付き合って、幸せになれるはずがない。
弱くて、守ってやれない、こんな俺と。
実は俺、近いうちに奏に告白しようと思っていた。
けど、入院する事になって。
でも、良かった。
その方が奏でのためになる。
奏の事は好きや。
奏を見てたら、胸が苦しくなる。
多分、これが“好き”って気持ちなんやろうな…
けど、我慢するわ。
お互いファンクラブまである始末や。
何されるか分からん。
こんな体やねんで?
そんな時、守ってやれる余裕なんて俺には無いんや…。
―――――――――――――――
夕方になり、誰も居なくなった病室で俺はひとり呟く。
また、入院…か…。
奏に告白しやんで良かった…。
こんな俺と付き合って、幸せになれるはずがない。
弱くて、守ってやれない、こんな俺と。
実は俺、近いうちに奏に告白しようと思っていた。
けど、入院する事になって。
でも、良かった。
その方が奏でのためになる。
奏の事は好きや。
奏を見てたら、胸が苦しくなる。
多分、これが“好き”って気持ちなんやろうな…
けど、我慢するわ。
お互いファンクラブまである始末や。
何されるか分からん。
こんな体やねんで?
そんな時、守ってやれる余裕なんて俺には無いんや…。
―――――――――――――――