奏でる場所~SecretMelody~
SecretMelody-2
それぞれの想い
「ん…。」
あれ…?もう6時…!?
どうやら、あの後ベットに戻って発作後の怠さから寝てしまったらしい。
…拓斗ら、もう帰ってしまったかな…?
パっと隣にある棚を見ると、何らかのメモ帳の切れ端が置いてあった。
開くと拓斗の綺麗な字で“おつかれ。お大事にな”と一言。
…やっぱ、帰ったんや。
…会いたかったなー。
ま、奏おらんし…別にいっか。
て、また奏の事ばっか考えてるやん…。
もう、ホンマにどーしたらええねん。
俺、ホンマにおかしいわ。
1日、奏に会ってないだけで、もう寂しくなってる。
これが…恋…なんやろうな…きっと。
でも、俺には告る権利なんて無い。
惚れた女さえ、守られへん奴なんか、男じゃないから…。
俺は中学時代の過ちを思い出す―――…
あれ…?もう6時…!?
どうやら、あの後ベットに戻って発作後の怠さから寝てしまったらしい。
…拓斗ら、もう帰ってしまったかな…?
パっと隣にある棚を見ると、何らかのメモ帳の切れ端が置いてあった。
開くと拓斗の綺麗な字で“おつかれ。お大事にな”と一言。
…やっぱ、帰ったんや。
…会いたかったなー。
ま、奏おらんし…別にいっか。
て、また奏の事ばっか考えてるやん…。
もう、ホンマにどーしたらええねん。
俺、ホンマにおかしいわ。
1日、奏に会ってないだけで、もう寂しくなってる。
これが…恋…なんやろうな…きっと。
でも、俺には告る権利なんて無い。
惚れた女さえ、守られへん奴なんか、男じゃないから…。
俺は中学時代の過ちを思い出す―――…