奏でる場所~SecretMelody~
「おはようございます!陽輝様!!」
俺達が教室に入ったと同時にざわつきが始まった。
…?なんや?
「あの…大変お聞きにくいんですが…陽輝様と奏様って付き合ってるんですか…?」
光山の一言に、クラスの皆がシンとなり俺達の返事に耳を傾けた。
そしてその頃俺と奏はと言うと…
「どどど…どーする奏!??も、もーばれてるで!?」
「あああ…あぁ!!おおお…落ち着け!」
クラスメイトに背を向け、2人でこそこそと会議中。
「か、奏こそ!でも、隠した所でやんな…?」
「う…まぁ、そーだが…予想外にばれるのが早かった…」
「そやな…、で、どうする?もう言っちゃえへん?」
「あのー…?陽輝様?奏様…?」
「「…は…はい!?」」
そこで、奏が目でアイコンタクトを取ってきた。
顎をくいくいっとやって『陽輝が言えっ!』
え、俺!?
自分を指さし、驚く表情。
コクンコクン
それに対して、奏はものすごい勢いで頭を縦に振る。
…し、仕方ないなぁ…
一応、俺男やしな!うん!
「…あぁ。俺ら付き合ってる…///」
パッとよこを見ると、奏がゆでタコぐらい真っ赤になっていた。
やめれ!俺も赤くなるやろ!!
そしてクラスにはちょっとした沈黙が流れる
…。
「ま…まじかーー!!!!」
「いやーん!あたしの陽輝様がぁー…」
「ヒューヒューッ 美男美女のお似合いカップルぅ☆」
と、叫びと、チャカしでクラスは一気に盛り上がりを見せた。
そ…そういや、颯と拓斗は…?
あたりを見渡すと、教室の扉の所に茫然とした2人のイケメンが立っている。
「あ、拓斗!颯…!!」
俺はすぐさま2人の元へと駆け寄った。
「おはよう、陽輝。付き合うことになったんだな、おめでとう。」
拓斗、話聞いてたんや
「ありがとう!」
俺がそういうと拓斗はニコッと頬笑み、そしてすぐに表情をこわばらせ、颯の方を見た。
…颯…?
颯は、うつむいて震えている。
なんかあったんか?
「…チッ!…」
――タッ
え?
なんや?颯のやつ。
急に怒ってどっか行きやがって。
ちょっとぐらい祝ってくれたってええやんか。
めでたくカップル誕生やのにさー。
いきなりなんなんや?
俺達が教室に入ったと同時にざわつきが始まった。
…?なんや?
「あの…大変お聞きにくいんですが…陽輝様と奏様って付き合ってるんですか…?」
光山の一言に、クラスの皆がシンとなり俺達の返事に耳を傾けた。
そしてその頃俺と奏はと言うと…
「どどど…どーする奏!??も、もーばれてるで!?」
「あああ…あぁ!!おおお…落ち着け!」
クラスメイトに背を向け、2人でこそこそと会議中。
「か、奏こそ!でも、隠した所でやんな…?」
「う…まぁ、そーだが…予想外にばれるのが早かった…」
「そやな…、で、どうする?もう言っちゃえへん?」
「あのー…?陽輝様?奏様…?」
「「…は…はい!?」」
そこで、奏が目でアイコンタクトを取ってきた。
顎をくいくいっとやって『陽輝が言えっ!』
え、俺!?
自分を指さし、驚く表情。
コクンコクン
それに対して、奏はものすごい勢いで頭を縦に振る。
…し、仕方ないなぁ…
一応、俺男やしな!うん!
「…あぁ。俺ら付き合ってる…///」
パッとよこを見ると、奏がゆでタコぐらい真っ赤になっていた。
やめれ!俺も赤くなるやろ!!
そしてクラスにはちょっとした沈黙が流れる
…。
「ま…まじかーー!!!!」
「いやーん!あたしの陽輝様がぁー…」
「ヒューヒューッ 美男美女のお似合いカップルぅ☆」
と、叫びと、チャカしでクラスは一気に盛り上がりを見せた。
そ…そういや、颯と拓斗は…?
あたりを見渡すと、教室の扉の所に茫然とした2人のイケメンが立っている。
「あ、拓斗!颯…!!」
俺はすぐさま2人の元へと駆け寄った。
「おはよう、陽輝。付き合うことになったんだな、おめでとう。」
拓斗、話聞いてたんや
「ありがとう!」
俺がそういうと拓斗はニコッと頬笑み、そしてすぐに表情をこわばらせ、颯の方を見た。
…颯…?
颯は、うつむいて震えている。
なんかあったんか?
「…チッ!…」
――タッ
え?
なんや?颯のやつ。
急に怒ってどっか行きやがって。
ちょっとぐらい祝ってくれたってええやんか。
めでたくカップル誕生やのにさー。
いきなりなんなんや?