奏でる場所~SecretMelody~
「ほんなら、うち、もう帰るな。また、来るから…。」



「お…おぅ!んな、またな!」



ミィは扉を静かに開けて出ていく。



ちょっと大人ぽくなったなぁ



ミィは、俺とおっても唯一虐められへんかった。



嫉妬もされへんかった。



逆に、皆の人気者やった。



そう…奏みたいに…。



あかんな…俺。



諦めな…あかんのに…。



頭の中は奏でいっぱいや…。
< 216 / 233 >

この作品をシェア

pagetop