奏でる場所~SecretMelody~
「ところでさー、2人ともモテすぎだよー!



今まで何人に告られたー?」



いや、颯も人の事言われへんやろ…



「俺はモテたくてモテてんじゃねーよ」



…モテて無い人全員敵に回したぞ…お前。



「何回も女子に呼び出されて“ゴニョゴニョ”言われたことはあるけど、告られたことはねーな。」



拓斗…。



「それを告白って言うんだよ!!」



颯が凄い勢いで反論する。



「え?そうなのか?



バレンタインにチョコが机に山積みにされた時は、嫌がらせかと思った。」



「嫌がらせって…。拓斗、お前どんだけだよ!!」



颯があきれる。



「じゃあ、陽輝は?」



「ん?俺?そーやなぁ…



1日に一回は女子に呼び出されて告られたかな…?



あ、他中の女子も一杯来たなぁー…。



大したこと無いやろ?笑」



「「陽輝…。モテすぎだろ…。」」



いや、2人声あわせられても…汗



「そ…そんなんゆう颯はどーなんや?」



「俺?俺は見たとーり、いつも女子に囲まれてるよ…。」



「あ~囲まれるときついよな~」



俺が共感して言うと、



「「確かに。」」



2人また声を合わせて頷き合った。



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