奏でる場所~SecretMelody~
「あ!奏ー!!」
“ご来場ありがとうございました”と書かれた看板の前に、宙と坂下が立って手を大きく振っている。
「そっちは楽しかったー??って、どーいしたの?2人とも顔赤くない?」
はー…さっきは大変だったな…
あんな事があったと言ったらきっと宙は…
「おーい?奏?ハルくん?」
「「え?!なーんにも、ありませんでしたよ?!」」
「…何の話?」
坂下が後ろでお腹を抱えて笑っている。
もしかして…話噛み合ってない…?
あれ?やっちゃった感じ?
ってか、陽輝まで一緒に先走って…。
奏と陽輝は目が合い、そしてすぐにそらす。
気まずい…
「ゴメーン!!お待たせー!」
…あれ?颯?
まだここに来ていなかったのか?
「あ…あれ?宙達と、別行動してたん?」
そーいえば、そうだな。
てっきり、3人で行動してると思っていた。
「いやー…、女の子達に捕まってさー…」
…遊園地でもか?
こいつ…どんだけだ。
「ってことは、宙チャンと奏チャンもバラバラだったの?」
「あ、ああ。奏は陽輝と行動してたぞ?」
奏がそー言った瞬間、立花の表情が変わった。
「へー。」
「…どーかしたか?」
「ん?いや、なんにも。じゃ、帰りますかー♪」
「おーー!」
――――――――――――――――――
“ご来場ありがとうございました”と書かれた看板の前に、宙と坂下が立って手を大きく振っている。
「そっちは楽しかったー??って、どーいしたの?2人とも顔赤くない?」
はー…さっきは大変だったな…
あんな事があったと言ったらきっと宙は…
「おーい?奏?ハルくん?」
「「え?!なーんにも、ありませんでしたよ?!」」
「…何の話?」
坂下が後ろでお腹を抱えて笑っている。
もしかして…話噛み合ってない…?
あれ?やっちゃった感じ?
ってか、陽輝まで一緒に先走って…。
奏と陽輝は目が合い、そしてすぐにそらす。
気まずい…
「ゴメーン!!お待たせー!」
…あれ?颯?
まだここに来ていなかったのか?
「あ…あれ?宙達と、別行動してたん?」
そーいえば、そうだな。
てっきり、3人で行動してると思っていた。
「いやー…、女の子達に捕まってさー…」
…遊園地でもか?
こいつ…どんだけだ。
「ってことは、宙チャンと奏チャンもバラバラだったの?」
「あ、ああ。奏は陽輝と行動してたぞ?」
奏がそー言った瞬間、立花の表情が変わった。
「へー。」
「…どーかしたか?」
「ん?いや、なんにも。じゃ、帰りますかー♪」
「おーー!」
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