愛、SOUL

あたし絶対、田崎を見捨てないから




そう言ったんだ。





うん。あたし、間違ってない。





その言葉にかけらの嘘もないし

見捨てるなんてありえない。



こんなに大きくなった気持ちが

それを確実なものにしてくれる。




「よいっしょと…。」




あー、体重い。




鏡を見ると目は赤いし

腫れていた。





学校行きたくないなぁ…





でも、行かなきゃ田崎が

心配するだろうし、

やっぱ行かなきゃ。





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