愛、SOUL

いま目の前にいるのは、

噂どおりの優しい男。





じゃぁ、昨日の
こいつはいったい…?




「大丈夫みたいだね。じゃっ。」


にっこりと微笑み、

スタスタと歩いて行ってしまった。



そんなあいつを、

廊下にいる女子はちらちらと

見ていた。


このちやほやされてる感…!




やっぱり昨日のは…夢か。


それか人違いか…?


もしや昨日のは田崎直人の

兄貴かなんかか…。




「ん…んんん~~~。」


なんかどれも納得いかない。

つか、ありえない。



「っってか、そっか!!」






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