愛、SOUL

なんて話しかけようか。



と悩んでいたけど、

普段通りでいいんだと気づいた。






すっかり元気になったあたしは

朝からガッツリ朝ご飯を食べた。








「いってきまーす。」


「はい、いってらっしゃい。」




ちょっと出るの早かったな、と

スマホの時計を見て思った。



そして顔をあげた。



…すると、田崎が立っていた。





「おはよ。」



そう言ってバツが悪そうに

下を向く田崎。



あたしの目が腫れてるからかな。






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